外壁塗装にひび割れが生じたらどのようにして補修すればいいの?
自宅の外壁塗装に、知らない間にひび割れが生じて困っているという悩みを抱いている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、外壁塗装のひび割れの原因や適した補修方法についてご紹介します。
快適なマイホームを維持するためのヒントになれば、と思います。
外壁塗装のひび割れの主な原因とは?
建物における外壁塗装のひび割れの主な原因としては、外壁塗装の経年劣化や施工不良が挙げられます。
また、車や電車が通ったときの振動や、地震による揺れも、ひび割れの原因となります。
住宅の構造上の問題点が引き金となって、ひび割れが発生するケースもみられます。
経年劣化によるひび割れは、ある程度メンテナンスに気を配っているお宅であっても、どうしても発生してしまうものです。
新築から2~3年経つと、ひび割れが起こります。
なお、施工不良の場合、早ければ外壁塗装の施工から1ヶ月程度でひび割れ等の症状がみられることもあります。
外壁塗装のひび割れの補修方法とは?
では、外壁塗装にひび割れが見つかったら、どのようにして補修すればよいのでしょうか。
外壁塗装のひび割れは、大きく分けて2つに分類されます。
1つは、外壁自体が割れてしまっている構造的クラック、もう1つは塗装面だけにひび割れが発生しているヘアークラックです。
構造的クラックの場合、微細な揺れであっても、ひび割れがさらに広がってしまう可能性もあるため、早急な補修工事が必要です。
補修方法としては、シーリング材でひび割れのひびを埋める補修方法を用いることが多いです。
ダイヤモンドカッターなどの専門的な工具を使って、シーリング材がひびにしっかり浸透するように、充填する作業を行います。
適切なスキルと経験を求められるため、信頼できる業者に補修工事を依頼するようにしてください。
ヘアークラックは、構造的クラックと比べると、細かなひび割れです。
ヘアークラックの補修の場合、シーリング材による充填を行わず、ひび割れの生じている部分に直接塗料を塗装しても構いません。
塗料を塗ることで、ひび割れを目立たない状態にできます。
なお、その後のメンテナンスを考えると、シーリング材での充填をしておいた方が、より安心して暮らせる住まいになります。
おわりに
建物の外壁塗装にひび割れが発生しているときには、ひび割れの種類を見極めたうえで、適した補修をする必要があります。
壁自体が割れている構造的クラックの補修では、ひびにシーリング材を充填する作業を行います。
塗装面だけにひび割れが生じているヘアークラックの場合、ひび割れた部分に塗料を直接塗って補修する方法で対処可能です。
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