外壁は紫外線や酸性雨の影響を受け、塗装が色があせ老朽します。色だけでなく、壁にヒビが生えそこから雨が染み、室内に侵入するおそれもあるので要注意です。
リフォーム時期は決められていませんが、住宅を長持ちさせるために定期的に外壁塗装をしましょう。
1.外壁塗装でカギになるのは乾燥
外壁塗装は基本的に１年を通しておこなわれていますが、向いている時期と向いていない時期があります。
塗り替え時のカギとなるのが、湿度や気温です。
外壁塗装は洗浄をした後に補修し、下塗りと中塗り、上塗りの順で施工していきます。3ステップあり、次のステップまでに乾燥させる必要がありますが、乾燥させず次の工程には入れません。仕上がりのクオリティーや耐久に影響するので、湿度が高いシーズンは外壁塗装の環境として適していません。
また、雨天時や雪の日は工事がおこなえないので、工期が長くなる傾向にあります。
2.秋が外壁塗装のベストシーズン
外壁塗装のベストシーズンは空気が乾燥し、雨天時が比較的少ない秋です。
ただ、9月は台風が多い時期なので、10月と11月の施工がベストになります。
10月と11月がベストタイミングということから、この時期に工事を希望する人が多く依頼者が集中するので、予約の際は注意が必要です。
夏は湿度や気温が高く冬は気温が低すぎて乾燥しにくいため、外壁塗装には向いていません。ただ、工事希望者が少なく、施工費用が安くなる業者もあるので要チェックです。できるだけ費用を安く抑えたい人は、シーズン外を検討しましょう。
3.工事期間中の注意点
外壁塗装の工事をしている間は洗浄や塗料のにおいなどの理由から、窓を開けられないこともあるので注意が必要です。
また、工事中安全に作業をおこなうために、足場が設置されます。足場の種類によって組み立ての際に大きな音が出るので、わきまえておかなければなりません。
外壁塗装はベストシーズン混雑します。予約が埋まってタイミングを逃し、どんどん先延ばしになる場合もあるので要注意です。
10月、11月を希望する場合は、早めに予約しましょう。
外壁塗装は、乾燥がカギを握ります。工事は向き、不向きの時期があるので、タイミングを考慮し選ぶのがベストです。
塗料が湿度や気温の影響を受けやすいシーズンを外すのが一般的ですが、工事が向かないシーズンに費用が安くなる業者もあります。
また、工事期間中の注意点もあるので、事前に知っておきましょう。
